久しぶりに小説以外の本で、面白いな〜と思う本に出会ったので紹介しておきます。
メディア系の本を出版されてから半年以上も経って読んでいるのはいかがなものかと思われそうですが
webだけのお話でもなく、いい意味で人間くさいお話が詰まっているのでよいでしょう。(独断です。笑)
yahoo!ニュースのトップの作り方やBRUTUSの魅せ方、新書の題名の付け方など
私たちがつい、「おっ」となってしまうものの裏側を「裏」っぽくなく教えてくれます。
利益追求と、こだわり(最終的にブランドとしての意地?)とのバランスのよさが
私たちを引き付けているのだなと感じました、改めて。
それはどこまでも人が考えて、感じて、カタチにしているものであって
理論や数値はあくまで手段でしかないのだと少し安心しました。
読み手は素人(という表現が適切なのかはわからないけれど)であって、その視点を忘れてしまったら
受け入れられないということもしっかりと想像されているのですね。
身近なヒントをもっと大切にして、吸収していきたいなー。いつか、何かカタチにできるかもしれない。
この本を読むきっかけにもなったBRUTUSを始めとして、いろんな雑誌が魅力的だなあと感じます。
以前はファッション誌ばかりだったのが、ビジネス誌から趣味や生活?の雑誌を読むようになりました。
とはいえ、むやみやたらに出しているムック本とか付録ばかり・読者モデルばかりのファッション誌にはちょっとげんなり。笑
フリーペーパーも
metro min.は毎回楽しみです。
それから、新聞。朝日しか読んでいないけれど、隔週のグローブや日曜のbeは毎回読み応えがあって面白いです。
紙媒体が危ないだとか、これからはwebの時代だとかそういわれる今こそ
紙媒体が面白いのだなと改めておもいました。
記者や編集者のこだわり、渾身の想いがぎゅっとつまっているのだろうなあと。
享受する側にとって、ある意味、とてもありがたい時代です。
わくわくしてきました。