Twitterに2,3回書いたことがあるお話ですが
流れてほしくない、忘れたくないことなので残しておこうと思います。
最近、「あー、これブログに書こう!」と思ったことも
夜になると忘れていたり、覚えていても本当に言いたいことなのか自信をもてなくなってしまっていて
結局、空白の日々を過ごしてしまっています。
映画と読書の記録だけでもしっかり残しておこう。
あとライブのレポートも。生きた証とか、大げさにいえばそういう風なものをどこかにとどめておくべきだと思う。
手帳の片隅でもいい、日記でもいい、こういうブログでもいい。
とはいえ、さまざまな空間にそれが残っていても、記憶ともにすべてがあやふやになってしまうから体系的にまとめておきたいな。(自戒)
就活話はもうあまりしたくないのだけど、美談は残しておきたいので記します。
*******
6月の終わりごろ、後の内定先の最終面接がありました。
そのときすでに「持ち駒」はほかの広告代理店2社しかなく、
周りは就活を終えていたので内心あせりを覚えつつも、ここで働きたいという気持ちは高まっていました。
アルバイト先のスターバックスのPTR(契約社員の方)で、この10月から店長に昇格することになった人に
「ホワイトモカのジンクス」なるものを以前から聞いていて
ここぞ!という、そう、この最終面接前に「ホワイトモカ」を飲みに行きました。
**************
「ホワイトモカのジンクス」というのは
ホットのホワイトモカをショートサイズで、カスタムなし、マグカップで飲むと
大事な場面でうまくいくという本当にジンクスの域を抜けることはできないであろう根拠のないものです。
でも、契約社員の方の昇進試験やほかのPTRの試験で成功しています。笑
**************
本社の隣のビルにあるスタバへ行き、「ホワイトモカ」を注文すると
レジを担当したPTRさんが声をかけてくれました。
話を聞くと、お互い大学4年の就活生で、あせっている気持ちまで同じでした。
お話をしただけでも、らくになったというか、温かい気持ちになれて
最後の確認をホワイトモカと一緒にしていました。
1時間くらいして、さきほどのPTRさんが店内を巡回しつつ
小さなカードをくれました。
最終面接前だと知って応援メッセージを書いてくれたのです。
同じような境遇の人が、(余裕がなくなりがちなのに)
見ず知らずの私に がんばって といえる、
その優しさと思いやりに感動して涙がでそうになりました。すごくすごく心強かったです。
店舗番号が777、「ホワイトモカのジンクス」が記されたレシートといただいたカードを
スーツの右ポケットに入れて面接に向かいました。
**************
内定式の前にそのスタバへ足を運びました。
彼女もきっと内定式に行っていて働いていないだろうと思いながら。
お手紙を名前もしらない方宛に書いたのは初めてでした。
違うPTRさんしかおらず、手紙を渡して内定式へ向かいました。
*************
今日そのPTRさんが私のアルバイト先へきてくれたそうです。
お会いできなかったのがすごく残念だけれど、きっと必ずまた会えると思います。
どうもありがとうございます。
レシートとカードは今も手帳に入れてあって
これからもずっとお守りとして持っていこうとおもいます。
素敵なひと、素敵な出会い、思いやりに感謝です。