配属されてからしばらくは
だまされたように(言葉が悪いけれど)
ひたすらに「営業」になるようにがんばっていた気がする。
しばらくすると
いろいろ見えてきて
特に、一番近くに居るトレーナーについて
だんだん不信感が芽生え、それを「営業」に押し広げて
さらには会社、業界そのものへ疑問をなげかけるようになった。
そんな様子を知っている同期には
たくさん迷惑をかけてしまったなと今、冷静になれて思う。
そしてそんなだめな新人を温かく見守ってくれた先輩がいることに感謝したい。改めて。
その先輩は、やっぱり、私の行きたかった部署の方で
OJT研修でお世話になった方。
その方とその部長と先日焼肉に行って
「絶望しないで欲しい」といわれて
なんだろう、こちらが絶望されても仕方ないような態度をとっているのに
そんな風に思ってもらえる(目にかけてもらえる)なんて
すごく幸せだと思ったのでした。
(そんな簡単な話ではないかと思っているけれど
うまく言葉にできないので幸せに集約したいと思う。)
ふとその先輩がOJT研修後に書いてくれたレポートを思い出して
ひっぱりだしてちょっとだけ画面がゆがんだので
ここに記しておきたいなと思う。
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●特筆すべき事項(感心したこと)として、下記を挙げます。
物事に向き合うまっすぐな目線/態度。
物事の「本質」を掴み取る感覚/感受性/洞察力。
周囲の意見を取り入れながらも、振り回されたり依存したりせず、自
分でやりきる自立性。
1週間の中で得られた「学び/気づき」はもちろんですが、それを得る
ことができた「姿勢」を、これからの業務の中でも、大切にして欲し
いと思います。
●今後の課題として、下記を挙げます。
自分の戦略やアイディアを強くダイナミックかつシャープに具現化す
る力。
戦略を説得力のある形で周囲に伝える力(シナリオ化する力)。
最後に、
現場での仕事は、研修とはまた違う厳しい局面も多々あると思いま
す。逃げたくなることもあるかもしれません。でも、そうした中で
も、この1週間で掴み取ってきた、プランナーとしての姿勢/スタン
ス、「観察すること/着眼すること/考えること/判断すること/伝
えること」の醍醐味(楽しさ)を忘れず、ひとつひとつの仕事にま
っすぐに向き合ってほしいなと思います。
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トレーナーからは
「素直じゃない」というレッテルを貼られている。
私はその「素直」という言葉が大嫌いだ。
素直なふりも、正直なふりも、分かったふりも
きっと全部「素直」と見なしているから。
でも、OJTの先輩からもらった「素直」はうれしかった。
私はこんなにあったかい環境で
何を恐れてきたのだろう?
何でがんばれなかったのだろう。
そして
先日、すごくすごく悔しい思いをした。
終電ぎりぎりで仕上げた企画書をもっていったのに
提案しきれなかった。
クライアントのせいでは、まったくなくって
上司の判断で取り扱いをやめせてもらった。
その時一番悔しかったのは
三年目の先輩だと思う。
その先輩が次の日にくれたメールが
すごく温かくて泣きそうになってしまった。
同時に、おとなだなあと、改めてすごいなあと思った。
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まあ、あくまで会社員なので、個人的な感情で対応してはダメだと思うので、
上に任せましょう。。。
WEBの業務を自分の裁量で経験できる環境だっただけに、残念だとは思いますが、
ストプラと一緒に棚卸したり、数値を追いかけてちょろっと分析したりと
○○○の業務とは違って広告会社っぽいことできた経験は大事にしてもらえると幸いです。
目の付けどころとか、疑問に思うポイントとか、クライアントの行間をしっかりと読めるところとかは、
大人の営業の人たちよりもずっとすごく、1年目と感じさせない素晴らしい能力だと思ってみてました。
あとは、経験からの自信(ハッタリの自信も必要ですが)を身につけて、
クライアントの担当者とericoだけが対峙して、建設的な業務進行ができる機会が増えていくといいですね。
いろいろと腑に落ちないことを言われることもあるかもしれないけど、
自分が重要だと思うこと以外は受け流しつつ、強みである上記ポイントはどんどん自分で磨いていってください。
なんか説教おじさんみたいになってしまい申し訳ない。笑
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そろそろ、いろんなものを
変えていくときなのかもしれない。
私の不安はいったい何を生むのだろう?
人に恵まれて、好きな場所にいられる自由を
どうしてもっと生かせないのだろう。
もっともっと。
the end of
"a little fear"
the start of
"a simple answer"
deep thinking
and
simple is strong