この人になんでこんなにも惹かれるのだろう?と
我ながら不思議に思うことがたくさんあって
それは、それは醜い言動を繰り返したりもしたのだけれど
きちんと向かい合って、話を聞いて、かみ砕いて(もらって)
解釈の交換をすると、なるほど「この違いこそ」魅力なのだと悟って
すごくすっきりした。
同時に、その解釈の交換を経てお互いの主張を受け入れようとしたとき
意外にもすんなりと進んだので、きっといいことなのだろうと思う。
間違いを指摘してくれる、正しい目をもって接してくれる
わけ隔てなく。
わけ隔てないことが、時に寂しくもあるけれど。
違いを違いとして受け入れて、
混ざらなくったって別で存在していたって
そもそも、まったく違う人間だからと思えば
呼び水でさえ素晴らしいのではないかなと思ってしまう。
盲目的でいられる年齢も、時期も過ぎてしまった私たちに残っているのは
ほのかな恋の名残と、焦りと、あるいは本当に好きである気持ちなのかもしれないなあと思った。
変えようとは思わない。
変わってほしいとも思わない。
だけれど、どこかで自然に一致するような、そんな瞬間がほしいなと思うし
これからそういうのが増えていくといいなと思うし、それを見逃さないでいたいと思う。